Replicant・Lover's No.7 野いちごバージョン
さっきキスの痕をつけたところに、また、唇を寄せ、そこからくるぶしへと舌を這わせる。

くるぶしの丸みのある骨の形をなぞり、形の良いふくらはぎにキスをし、ゆっくりと膝まで舐めあげる。

「ハァ……んっ……」

彼女の細い脚を抱き、膝まで到達すると、また、彼女を見上げた。

眉根を寄せ、閉じられた瞳を縁取る長いまつげが震えている。

今まで、見たことのない、艶っぽい表情。

スカートの裾を掴んだ手も震えている。


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