Replicant・Lover's No.7 野いちごバージョン


「……やめましょう」


「え?」

彼女の身体から、自分の身体を離す。

「やめて、別の遊びをしましょう」

彼女が私の袖を掴む。

「……でも、でもね、ヤマモト……」

「怖くなくなったら、ゆっくり続きをしましょう」

彼女が切なげな表情を見せる。

そのまぶたに唇を寄せ、そっとキスをした。


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