【完】私の旦那様はエリート社長?!
「くそー。梢のヤロー」

「なんか言った?」


「いえ、何にも。じゃあ俺は部屋戻るから」




紫音君はそう言うと、リビングを後にした。




あー逃げたー!!


卑怯者め!!




「梢?どうかした?」


「ほえっ?」


「なんか顔が怖いよ?」



奏多はそう言って私の顔を覗き込んだ。
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