【完】私の旦那様はエリート社長?!
そして私の目には……月の光とともに、一筋の涙が流れた。




「……なんで泣いてんだよ」


「だって……嬉しくて」

「ほら、泣くな」




奏多は私の涙を拭ってくれた。




「……ねぇ、奏多」


「ん?」


「月……キレーだね」


「……ほんとだな。なんか、今の俺たちみたいに輝いてるな」
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