【完】私の旦那様はエリート社長?!
「…………」
「私も、どうしたらいいか分からなくて……なにも言ってあげられなかった」
私は奏多の肩に顔を埋めた。
「梢……もう言わなくていいから」
奏多は抱き締める力をちょっとだけ強めた。
「奏多……私、悔しいよ」
「…………」
「なにもしてあげられない自分が……悔しい」
「私も、どうしたらいいか分からなくて……なにも言ってあげられなかった」
私は奏多の肩に顔を埋めた。
「梢……もう言わなくていいから」
奏多は抱き締める力をちょっとだけ強めた。
「奏多……私、悔しいよ」
「…………」
「なにもしてあげられない自分が……悔しい」