【完】私の旦那様はエリート社長?!
「うん……それが、どうかしたの?」


「あれさ……ウソなんだってよ」




紫音君はそう言って、苦笑いした。




「……えっ?ウソ?」


私は紫音君の隣りに座った。




「ああ……ウソ」


「なんでその子……ウソなんかついたの?」




私はそう言って紫音君の顔を覗き込んだ。
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