【完】私の旦那様はエリート社長?!
「……俺を、自分のものにしたかったんだって」
「え?」
「体だけのかんけーとかじゃなくて……ちゃんとした彼氏にしたかったんだと……」
紫音君はそう言って、ベッドに横たわった。
「……そうだったんだ」
だからその子は……あんなウソついたんだ―――
紫音君を……誰にも取られたくなかったから。
「え?」
「体だけのかんけーとかじゃなくて……ちゃんとした彼氏にしたかったんだと……」
紫音君はそう言って、ベッドに横たわった。
「……そうだったんだ」
だからその子は……あんなウソついたんだ―――
紫音君を……誰にも取られたくなかったから。