【完】私の旦那様はエリート社長?!
「はぁ……バッカみてー。あんなウソつかれたら……さすがに俺だって参るよ」


紫音君は大きなため息とともに、そう言葉を吐き出した。




「その子は……紫音君のことが好きだったんじゃないかな?」


「……えっ?」




紫音君はベッドから起き上がり、私を見た。




「本気で好きだったから……誰にも取られたくなかったんじゃないかな」
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