男子校での生活～？！ふざけんなっ！Ⅱ

変わり始めている環境

信じるということ

～～～～～～

鉄のついた扉
これは私の心の扉

皆の扉はすぐ開くのに
私のだけ開かない

「あなたは誰にも
心を開いていないんだね」

隣の人から言われた言葉が
脳に焼きつく

「あなたの扉は強くて頑丈だ
信じられる人を見つけれたら
きっと開くだろう」

そう言って扉の中に消えた

「信じる・・・・」

あの日から信じることを
忘れてしまった私

そんなに簡単に信じても
皆裏切る

信じたいケド
信じるのが怖い・・・

信じろなんて人間は簡単に言う
でも心の中では
いつも裏切っているんだ

だから信じない
信じるのは嫌

こんな私にも
心から信じられる人が出来る？

親も、兄弟も、家族も友達も仲間も
信じられない私が信じられる？

だれか本当の私を見つけてくれる？



～～～～～～


「っ・・・」

起きたら泣いていた

「変な夢みたな・・・」

不思議・・・
でもなぜかこれからのことに
深く関わっていくような
気がするんだ・・・

これからもっと深く・・・

信じるか信じないかはあなた次第
でも信じたら全力で信じろ
絶対裏切るな

そう言ってるような気がした