男子校での生活~?!ふざけんなっ!Ⅱ
「俺はね、大好きな親友が居たんだ
毎日バカみたいに遊んでた
でもさ、俺等は一人の女を
好きになったんだ
お互い頑張ろうぜなんて
甘ったれたことを言ってた」

~~~~~~~~~~~

「どっちが彼氏になっても
恨みっこなしだぞっっ!!」

「わーってる」

それから数日

そいつが女を溜まり場に
連れてきたんだ
俺はもしかして
付き合ったのかと思った

ケド本当はつれてきただけ
付き合ってはなかった

それから毎日来るようになった
俺もそいつも毎日が楽しかった

「好き・・・です
付き合って下さいっ!」

ある日、俺はそいつが
女に告白されんのを見たんだ

「俺も前から好きだった」

それから俺は中に入って
おめでとうって言ったんだ
本当に悲しかったケド
嬉しかった
自分の大好きな親友と
大切な女が付き合ったことが

だけど俺は聞いちまったんだ

「あいつ、マジ悔しそうだった!」

「確かに笑えたわよね~
おめでとうだって!」

「前々から付き合ってたってぇの!」

「キャハハハハハ」

二人の会話を・・・
俺は嘘だと思った
そんなこと言うはずがないって・・・
中に入って確かめたんだ

「嘘・・・だよな?」

「あら~立ち聞きしてたらしいわよ」

「まぁいいか。
捨てるのにも丁度いいし」

「私達は前々から付き合ってたのよ」

「それで俺はお前が惚れたと言ったから
お前を利用した
どうだ?
親友と思ってた奴が
裏切り者って傷ついたか?
ハッもっと傷つけ」

こいつは本物なのか?
っと思ったケドやっぱり現実だ
そんなにうまくはいかない
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