【短】俺だけのSpecial
頬を赤くして、耳まで真っ赤になっている木下。



『俺のこと諦めんの??ってか、諦められんの??』



自分でもよく分かんねぇけどさ、



気がついたら、照れて俺から視線をそらす木下を、



俺は少し強引に引き寄せて、



『諦めんじゃねぇぞ…』



なんて、言っちまって、



俺自身の心の動揺を隠すように、



木下の唇に何度もキスをした。
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