年下ダーリン
「依子……、あんたね……」
「ん~~??」
ズルズルうどんをすする依子は、また私の話なんか聞いちゃいない。あのままあの場にいたら、この子何をするか分からないから、ここまで引っ張ってきたわけだけど……。
「ホントに翼のコト…、どうでもいいの…??」
「うん??なんでえ??」
「あんた、さっきまであんなに……」
「あ~、もう過去の話じゃんッ!!いいの、いいのッ!!私が翼くんと合わなかっただけの話だもんッ!!」
……翼がなんで別れを切り出したのか分からないけど、ホントにいいのかなあ……。私には依子がホントのコトを言ってるようには思えないんだけどなあ……。
そのあとも、依子の話はとりとめもない、どうでもいい話ばかり。何かを聞かれるコトを拒むようにさえ思われたその姿が、みょうに痛々しくてため息ばかり出てしまうのだった。
「ん~~??」
ズルズルうどんをすする依子は、また私の話なんか聞いちゃいない。あのままあの場にいたら、この子何をするか分からないから、ここまで引っ張ってきたわけだけど……。
「ホントに翼のコト…、どうでもいいの…??」
「うん??なんでえ??」
「あんた、さっきまであんなに……」
「あ~、もう過去の話じゃんッ!!いいの、いいのッ!!私が翼くんと合わなかっただけの話だもんッ!!」
……翼がなんで別れを切り出したのか分からないけど、ホントにいいのかなあ……。私には依子がホントのコトを言ってるようには思えないんだけどなあ……。
そのあとも、依子の話はとりとめもない、どうでもいい話ばかり。何かを聞かれるコトを拒むようにさえ思われたその姿が、みょうに痛々しくてため息ばかり出てしまうのだった。