年下ダーリン
「あ、あのね……、私、今週末遊びに行くコトになって……」
「うん」
「それがさあ……」
言おうと思って口を開いたが、どうしても思いとどまってしまう。ホントはこんなコト、翔に話す必要なんて全くない。
もし……、もし翔がそう言ったら……??
『俺には関係なくない??』
そう言われたら??そう思うと、どうしても言えないんだ……。翔はそんな子じゃないし、きっと傷つくコトは言わないって信じてるのに……なんだか怖くなる。
傷つきたくない、なんて……私はいつの間にこんなに弱くなったのかな。昔から男子に、
『男ッポイ』とか『男女』とか、もっとヒドイことたくさん言われてきたのにね。
『関係ない』その一言を、翔の口から聞くのが嫌なんだ。怖いんだ。なんで………??私は翔といると、いつもの自分じゃなくなる。強気な自分が消えてしまう。
翔のそのまっすぐな青い目が好き。
だけどね、それと同じくらい、私はそれが怖いんだよ。
「うん」
「それがさあ……」
言おうと思って口を開いたが、どうしても思いとどまってしまう。ホントはこんなコト、翔に話す必要なんて全くない。
もし……、もし翔がそう言ったら……??
『俺には関係なくない??』
そう言われたら??そう思うと、どうしても言えないんだ……。翔はそんな子じゃないし、きっと傷つくコトは言わないって信じてるのに……なんだか怖くなる。
傷つきたくない、なんて……私はいつの間にこんなに弱くなったのかな。昔から男子に、
『男ッポイ』とか『男女』とか、もっとヒドイことたくさん言われてきたのにね。
『関係ない』その一言を、翔の口から聞くのが嫌なんだ。怖いんだ。なんで………??私は翔といると、いつもの自分じゃなくなる。強気な自分が消えてしまう。
翔のそのまっすぐな青い目が好き。
だけどね、それと同じくらい、私はそれが怖いんだよ。