年下ダーリン
「……だから言ったじゃん。やめとけッて……」






「だ、だって……うッ!!!」







「ちょっと飲み物買ってくるから、ちゃんとココで大人しくしとけよッ!!!」







頭をグシャッとされて、小走りしていく翼の背中を見送った。









はあ〜…、バカな私。テンション上げなきゃッて、苦手なジェットコースターに乗ったのが失敗だった。まだ、頭の中グルグルしてて、気持ち悪い。






……夢にまで見た展開。まさか…、翼とデートできるなんて思ってもみなかった。ホントなら、もっと幸せなはずなのに、今は…無理してる。
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