Ball&Boy

一目ぼれ

色んなサークルの飲み会が、毎日繰り広げられ、お酒を飲むことにも慣れてきた。

それでも、この部活の飲み会は、どこか違った。

きっと、部活だからだろうって思った。

なんか、他のサークルとは、違う雰囲気で、さすがの自分も少し怖がっていたのかもしれない。

「なーなッ。6時半だっけ?」

「うん、一緒に行こうね。」

「当たり前じゃん。私、知り合い居ないんだしさ。」

「凄くいい人だったよ、先輩は。」

「へー、楽しみだねー。」

菜々とだから、不安はあんまり感じていなかったみたい。

まーちゃんの気持ちが、よく分かった。


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