Ball&Boy
「一年生どのくらいいるんだろ?」
練習に参加した菜々の話によると、誰が一年かなんてわからなかったという。
一人だけあの人は、一年生だよと紹介されたのだが。
見た目的に一年生に見えなかったから話し掛けられなかったようだ。
「わかんない…。マネの一年生も居るみたいだけど…。あ、あの子達。」
集合場所に着くと、菜々が一年生マネを発見したみたいで、声をかけていた。
「ここで、待ち合わせいいんだよね?」
「改札降りてすぐの左って…ここだよね?」
人が固まってるからすぐに分かると言われたらしいのだが。
固まってる気配は無い。
「うーん。電話してみたら?」
言うくらいなら自分で電話しろと思うかもしれないが、あたしは先輩と連絡を取り合っていないので、電話番号はおろか、メールアドレスすら知らない。
「あ、そだね。」
電話してみると、なんでも、いったん地上に出てから左らしい。
「急がなくちゃ。」
待ち合わせ時間は、とっくに過ぎていた。
「すみません…。」
あたしたち、6人のマネが遅れて着いた。
ホント、申し訳ない気分でいっぱいだ…
練習に参加した菜々の話によると、誰が一年かなんてわからなかったという。
一人だけあの人は、一年生だよと紹介されたのだが。
見た目的に一年生に見えなかったから話し掛けられなかったようだ。
「わかんない…。マネの一年生も居るみたいだけど…。あ、あの子達。」
集合場所に着くと、菜々が一年生マネを発見したみたいで、声をかけていた。
「ここで、待ち合わせいいんだよね?」
「改札降りてすぐの左って…ここだよね?」
人が固まってるからすぐに分かると言われたらしいのだが。
固まってる気配は無い。
「うーん。電話してみたら?」
言うくらいなら自分で電話しろと思うかもしれないが、あたしは先輩と連絡を取り合っていないので、電話番号はおろか、メールアドレスすら知らない。
「あ、そだね。」
電話してみると、なんでも、いったん地上に出てから左らしい。
「急がなくちゃ。」
待ち合わせ時間は、とっくに過ぎていた。
「すみません…。」
あたしたち、6人のマネが遅れて着いた。
ホント、申し訳ない気分でいっぱいだ…