Ball&Boy
「いいんだよー、気にしないで。」
菜々と連絡をとった先輩が、見つけ出してくれて、合流することが出来た。
「改札のところでずっと待ってて…。」
菜々が今にも泣き出しそうに謝る。
遅刻とか嫌いな子だからな…
もちろん、あたしも謝ったよ。
「ところで、この子が、菜々ちゃん連れてきてくれるって言った子?」
「はい、春日 羚です。はじめまして。」
「早乙女 望です。よろしくね。菜々ちゃんと同じ高校?」
早乙女 望さん。あたしたちより一つ上の先輩。
マネージャーの先輩。
何か無いかと、どきどきする…
「いえ、同じ学科です。大学に入ってから仲良くなりました。」
「へー、それで同じ部活に来てくれたんだ。ありがとうね。」
「むしろ、私が勝手について来ちゃったんです。迷惑じゃないですか?」
「そんなこと無いよ。」
第一印象は、悪くないだろう。
良くも無く、悪くも無く。
とりあえず、何事も無く終わらせればいいや。
この部活、きっと入らない。
菜々と連絡をとった先輩が、見つけ出してくれて、合流することが出来た。
「改札のところでずっと待ってて…。」
菜々が今にも泣き出しそうに謝る。
遅刻とか嫌いな子だからな…
もちろん、あたしも謝ったよ。
「ところで、この子が、菜々ちゃん連れてきてくれるって言った子?」
「はい、春日 羚です。はじめまして。」
「早乙女 望です。よろしくね。菜々ちゃんと同じ高校?」
早乙女 望さん。あたしたちより一つ上の先輩。
マネージャーの先輩。
何か無いかと、どきどきする…
「いえ、同じ学科です。大学に入ってから仲良くなりました。」
「へー、それで同じ部活に来てくれたんだ。ありがとうね。」
「むしろ、私が勝手について来ちゃったんです。迷惑じゃないですか?」
「そんなこと無いよ。」
第一印象は、悪くないだろう。
良くも無く、悪くも無く。
とりあえず、何事も無く終わらせればいいや。
この部活、きっと入らない。