Ball&Boy
「うん、いい先輩ばっかりだったね。まーちゃんは、あそこに決めたの?」

「うーん、そうしようかなって思ってるけど…。他にも入りたいところあってさ。羚は?」

ついていった身でありながら、楽しかった。

だけど、どうも勉強サークルと言うのは…。

しかも法律。

さすがに、法学部だけど法律を勉強するのはなぁ…。

「羚ちゃんは、弁護士になるわけじゃないなり…。」

「私もそうだよ。ただ、法学部の先輩も多いし、いいなーって。」

法学部の先輩が居ることは、凄く頼りになることだと思う。

それになにより、まーちゃんが居ると言うことも。

羚だってそうだった。


あの部活に入ろうと思ったのだって、菜々がいるからだった。
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