佳代子о

佳代子の高校生活が楽しかった物になるように、佳代子が“行きたい!やりたい!”と言った事はなるべく皆で楽しむようにしていた。

そんなある日、佳代子の希望で買い物に来ていた4人。

ミィ「ごめん、ちょっと寄って良い??」

とミィが入って行ったのはヴィトン。

私「ミィがヴィトン??珍しいね。」

ミィがカードをみせると個室に通される。
お得意様だけが入れる個室。

私「ミィのママが買い物?パパ?」

キョウ「パパちゃう?ミィのパパめっちゃオシャレやんね♪」

ミィ「お父さんの誕生日やねん。お母さんがお父さんにばれないように持って帰ってって・・・。」


わいわいと話しながら個室に座る私達。
親と買い物に来たら付き合わされるから、慣れた3人。

佳代子が落ち着かない様子。


キョウ「カヨちゃん座らへんの??」

ミィ「カヨちゃんごめんやで。すぐ終わるから待ってなぁ。」

カヨ「あ、うん・・・。」


その後、ミィのパパの誕生日プレゼントが大きすぎた為、早い時間に家に戻ろうと言う事になり、タクシーでミィの家までみんなで帰った。

ミィの家から歩いて5分で私の家。
反対に歩いて3分でキョウの家。

佳代子の家が分からず、たずねると

カヨ「ここから歩いたら10分位やねん♪何かママが早く帰りやって言うてるから、帰るね♪」

そう言うと佳代子はそのまま帰っていった。


夜、佳代子からのメール。

じょじょに違和感を覚えたのはこのメールからやったっけ。
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