佳代子о
佳代子からのメールについて考え込んでいた私は、少し暗い声のまま電話に出た。
私「はい?どしたの?」
ミィ『レナ、元気ないけど大丈夫??』
私「え??全然、普通だよ!どしたの??」
ミィ『カヨちゃんに何か言われたんじゃないの??』
私「えっ?!なんで?!」
ミィ『実はね・・・。』
佳代子の前の学校にミィの友達が居たらしく、たまたま私達が帰った後にその子が遊びに来たらしい。
みんなでとったプリクラを見て、佳代子の転校前の様子を教えてくれたらしい。
佳代子は確かに虐められていた。が、原因は違ったらしい。
・仲良くなった子の彼氏にちょっかいをだす。
・少しでも気に入らないと変な噂をながす。
・クラスでも気の弱い子を虐めていてその子が転校した。
・しょおもない嘘を吐く。
・お金を借りても返さない。
ミィもひどいとは思ったものの、眼帯をしていた佳代子を思い出し、
さすがに“暴力はよくないよ・・・。”とその子に言ったらしい。
すると
『暴力?!そんな事するわけ無いやん!いじめっていっても誰も佳代子と話したがらなかっただけよ。無視とかも無かったし・・・。ただ、浮いてたって感じかな。』
ミィが眼帯の事を聞くと
『あれは整形したんやって。あの子一重になの気にしてたんよね。転校する1ヶ月前は右目に眼帯してたよ。取れたら二重なってたし。』
その友達が帰った後に、これを私とキョウに言うか悩んでいると、佳代子からメールが来たらしい。
その内容は“私とキョウが気に入らない”“今度から2人で行動しよう”と言う事。
おかしく感じた私とミィは、私の家に3人で集まる事にした。
30分後、キョウとミィがパジャマにコートでやってきた。