佳代子о

カヨ「え~良いやんたまにはこんな雰囲気~。彼氏の友達とかもいるし~移動しにくいし~。」

私「え?!他の人も居るの?!彼氏を紹介してくれるんじゃないの?!」

カヨ「全部で~・・・8人位いるけど?彼氏って友達多いから~なんか集まっちゃって♪」

自慢げに言う佳代子。
呆れる私達。

私「じゃあ、友達も居て飲んでるなら日を改めよう。」

ミィ「私が今度はお店選ぶから。」

カヨ「は?!何ゆってんの?!わざわざ予約して私達が来てあげたのに?!紹介してあげようと思って準備したのに?!」



お前は何様だ・・・(´、ゝ`)


私「無理。だってダイニングバーって言ってたやない。私、電話で確認したやんね?ミィもキョウも大丈夫な所?って。」

カヨ「大丈夫だって~みんな良い奴だし~♪」

そういう問題じゃなくて・・・・。

結局入り口での押し問答もめんどくさくなり、ミィもキョウもすぐに出るなら大丈夫、との事で中に入った。
彼氏達を付き合わせるのは申し訳なく、先に近場のレストランに行って貰う事にした。


想像通りの店内。
1番奥の座敷席に入っていく佳代子。

私達もついて行き靴を脱いで座敷に入った。



1番奥で片ひざを立てて座る・・・・・



893??


偉そうに座る男の横にしなだれかかる佳代子が手招きをする。

その周りにはB-BOYの集団。
計10名。

肩や背中に絵が描いてある彼らの上半身はなぜか裸。


ジロジロとニヤニヤと全身を見回す嫌な視線を浴びながら佳代子の方に歩いていく。


佳代子の彼氏。
髪の毛は茶色の短髪。体はがっちり。
首にはゴールドのゴツイチェーン。
タンクトップから出てる腕には竜が天に向かって彫ってある。
背中にはなぜか大きな羽。

顔は・・・サングラスをしてるからよく分からないけど、中の下部類。

彼氏も私達を上から下まで見回すと

「座れ。」

と言いお酒を飲んだ。


ええ~・・・・お前何様だよ~・・・・( ゚д゚)
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