佳代子о
3人並んで座ると佳代子が彼氏の腕から離れ一緒に座った。

カヨ「彼氏男前やろ~??聖夜って言うねん~♪あ、ホストやねんか♪ナンバー1やし、本名はちょっと教えられへんけど、ごめんね♪」

もう3人ともどうしていいのか分からずに呆れて苦笑い。
私達が入ってきた事で静かになっていた周りが騒がしくなりだす。

聖夜も斜め前に座った男の子と飲み比べをしているようで、こちらには興味はなさそう。

そこから佳代子のマシンガントークが始まった。

カヨ「聖夜ね~この前買い物してる時にナンパされてん。私はそうでもなかったんやけど、一目ぼれなんだって♪
私って押しに弱いし~??聖夜のパパが結構有名なヤクザなんだって♪
ミナミとか歩いてたらキャバのキャッチとかに頭下げられるし~??
車もハマーなんだよね~♪しかも、私が黒嫌いって言ったら白に替えてくれたの~♪
しかも、●●組の○○さんと知り合いなんだって!凄くない~??ミナミで困った事があれば私にゆってね~、すぐに解決してあげるし~♪」


上機嫌で聖夜の話をする佳代子。
自慢なのかよく分からない話を自慢気に話す。


ミィ「え??誰と知り合いって??」

ミィが最後の言葉に反応して顔を上げた。

カヨ「●●組の○○さん~♪親子みたいに仲良いんだって~♪」

ミィ「え??彼氏の苗字は??聖夜君のパパの名前しらへんの??」

カヨ「え??名前~・・・・。○○(苗字)やで。どしたん??」

急にミィが立ち上がり聖夜の横に立った。

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