佳代子о

2イラッ


ケイ君と付き合いだして1ヶ月。
忙しいケイと時間が合うのは日曜日だけ。

彼氏が居ない時の毎週日曜日は佳代子と遊んでいた(ほぼ強制)けど、大好きな人に一週間に1回しか会えないなら時間を大切にしたいと思うのは、当たり前やん?


ある日の日曜日 AM9:32

ケイと出かける為に準備をしていると、インターホンの音。
玄関を開けると佳代子が立っていた。

カヨ「おは~遊びにきたんやけど~」

私「え?約束して無いやん。」

カヨ「だって、暇やってんも~ん。」

私「今日は無理やで。ケイと出掛けんねんから。」

勝手に上がりこむ佳代子を無視して途中になった化粧を始める。

カヨ「あ~あのしょうもない男~??」


だ・か・ら。お前は何様やねん(´、ゝ`)

友達の彼氏の事を冗談でもそんな風に言えへんやろ。
しかも佳代子が何をしっとんねん。

10言い返せば1000返ってくる佳代子に言い返す人は誰も居ない。
私も「そーそー。」と適当に流し支度をする。




カヨ「ふ~ん。じゃあ4人で遊んだら良いやん。」
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