光の世界 -side episode-
episode 2. クライブ and リリーナ
ある日の午後
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ある日の午後。柔らかな日差しに照らされたバルコニーに、クライブとリリーナの姿があった。
「いい天気ですね」
眩しそうに目を細めながら太陽を見上げるクライブ。
そんなクライブの横顔に、リリーナが話しかけた。
「最近、ロイとティファって仲がいいと思わない?」
「そうですね」
クライブは、リリーナの方へと向き直るとにっこりと微笑んだ。
そんなクライブの笑顔に胸の高鳴りを感じながら、リリーナは話を続けた。
「ディアスとレイもうまくいってるみたいだし…なんだかうらやましいわ」
風にサラサラとなびく髪を手でおさえながら、リリーナはバルコニーの手すりへと体をもたれかけた。