ももか

メランコリー

「ごめん…。震えてたから」キスの後、ヨシカズはももかの顔を覗きこんで言った。
「いいの」
ももかは小さな声で言った。まだ体が震えてる。
「家まで送るよ」
ヨシカズはももかの手をとって歩き出した。



朝、ももかはベッドの中で昨日の出来事を思い出した。ヨシカズとの会話も、あのキスも…。
すべて夢ではないと確認してベッドから降りた。

外は曇りで憂鬱になる。
あの手紙はやっぱりヨシカズからだった。
住所がわかったのは、またまた私がホームステイの家に入るのを見たことがあったからだった。
それにしてもヨシカズの名前くらい書いてくれてたら怪しまなかったのに。
< 9 / 9 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

あたしの頭の中

総文字数/818

詩・短歌・俳句・川柳5ページ

表紙を見る
あたしのココロとうつ病

総文字数/2,589

ノンフィクション・実話13ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop