冒険の章1
僕は慌ててそのゲームを入れないでと母に言い、貰いました。
何故?と母に訪ねられました。
僕は「だって兄貴にレベル上げを頼まれたから」と答えました。
僕はくる日もくる日も時間を見つけては、レベル上げをしていました。
だってこのゲームの中には兄貴が生きてるから。
そして強くなったらひょっこり兄貴が帰って来るかも、戻って来るかもと思っていたのかもしれません。
兄貴はとても強くなりました。
凄い魔法で敵を一撃で倒してしまう位強くなりました。
そしてある日…
そのゲームのセーブデータが消えてしまいました。
その時、初めて僕は泣きました。
母の近くでずっと泣き喚きました。
ずっと…ずーっと…
僕はやっと兄貴が死んだのを実感しました。
セーブデータが消えたのは兄貴が消したのかもしれません。
「いつまでも引きずるな」っと思い消したのかもしれません。
過去に捕われるている僕に見かねたのかもしれません。
僕は兄貴の遺影の前で言いました。
「兄貴ありがとう、そしてごめんなさい。此からは前を向いて歩いて行くよ。
だから…だから…だからゆっくり休んで兄貴。」
何故?と母に訪ねられました。
僕は「だって兄貴にレベル上げを頼まれたから」と答えました。
僕はくる日もくる日も時間を見つけては、レベル上げをしていました。
だってこのゲームの中には兄貴が生きてるから。
そして強くなったらひょっこり兄貴が帰って来るかも、戻って来るかもと思っていたのかもしれません。
兄貴はとても強くなりました。
凄い魔法で敵を一撃で倒してしまう位強くなりました。
そしてある日…
そのゲームのセーブデータが消えてしまいました。
その時、初めて僕は泣きました。
母の近くでずっと泣き喚きました。
ずっと…ずーっと…
僕はやっと兄貴が死んだのを実感しました。
セーブデータが消えたのは兄貴が消したのかもしれません。
「いつまでも引きずるな」っと思い消したのかもしれません。
過去に捕われるている僕に見かねたのかもしれません。
僕は兄貴の遺影の前で言いました。
「兄貴ありがとう、そしてごめんなさい。此からは前を向いて歩いて行くよ。
だから…だから…だからゆっくり休んで兄貴。」