虹色の彼方 ゜*+:。.。.。:+♫+
「では・・・シュートから」
「はい!!」
明らかに動きにくそうなワンピースだったけど
覚えるのは早かった。
特にミドルシュートが上手い。
俺が教える必要無いんじゃないか・・・?
思わず口を開けたまま。
すると、生き生きとした顔で振り返った。
「楽しいですね!!」
・・・。
こんなに喜んでくれるんだ。
思わず俺も笑顔になった。
「良かった!!俺も結構心配だったんです」
「結城さんの教え方、すっごく分かりやすくて」
へたっ
「あ、藍澤さん!?」
いきなり座り込んだ藍澤さん。
またまた俺はパニくる。
「へへ・・・久しぶりの運動で疲れちゃいました」
ほてった顔で俺を見た。
・・・ジュース飲むかな。
「ちょっと待っててください!!」
「え・・・!?」
俺は無我夢中で走った。
近くの自動販売機目指して。