マーブル色
「それよりもさ!!」
「?」
空は笑いを抑えて祥三に言う。
「今日の夕方、こうちゃんもしょーぞー君も暇??」
「あ?あ、あぁ~。俺は暇だよ。港貴も多分暇なんじゃね?今日はバイト入ってないだろうし…………。」
「よしっ!!じゃぁ決まりだね!!」
そこまで言うと、空は雅と港貴を呼んだ。
「雅ーーーっ、こうちゃぁ~~んっ!!」
その呼びかけに少し離れた位置にいた雅と港貴は、空と祥三のもとへ行った。
「どうしたの?くぅ。」
「どうした?空ちゃん。」
呼びかけた空に、二人はたずねた。
「今日の夕方、バースデーパーティーしよっ!!」
「「「は?」」」
空の発案に3人は不意を突かれぽかんと口を開けてしまう。