蒼い月
♪キーンコーンカーンコーン
カリカリカリ...
シャーペンの音だけが静かな教室に
響き渡る。
みんなが余裕で解けている証拠。
それに比べてあたしは...
今は4時間目。
あたしの嫌いな理科。
特に理由の記述とかがわかんない。
しかもおなかすいてきたし。
「あと1分!
ちゃんと見直ししろよ」
...あと1分。
あたしのカウントダウンが始まる。
「残り30秒!」
みんなのシャーペンの音が
一気にペラペラという
テスト用紙をめくる音に変わる。
「はい、やめ!」
やぁっとテスト終わった!
難しかった~...
全然わかんなかったし。
「飛鳥ぁ・・・
うちもう駄目かもしんない」
「ど、どうした笑!?」
・・・もう笑がドロドロに溶けていた。
「全然わかんなかったよぅ。
有沙は余裕っしょ?」
「余裕っていうか...
だいたい解けた...かな?」
「さすが有沙。
学年トップなだけある!」
そう!
有沙は何気学年トップ!
あたしと笑は...
大変な順位。
カリカリカリ...
シャーペンの音だけが静かな教室に
響き渡る。
みんなが余裕で解けている証拠。
それに比べてあたしは...
今は4時間目。
あたしの嫌いな理科。
特に理由の記述とかがわかんない。
しかもおなかすいてきたし。
「あと1分!
ちゃんと見直ししろよ」
...あと1分。
あたしのカウントダウンが始まる。
「残り30秒!」
みんなのシャーペンの音が
一気にペラペラという
テスト用紙をめくる音に変わる。
「はい、やめ!」
やぁっとテスト終わった!
難しかった~...
全然わかんなかったし。
「飛鳥ぁ・・・
うちもう駄目かもしんない」
「ど、どうした笑!?」
・・・もう笑がドロドロに溶けていた。
「全然わかんなかったよぅ。
有沙は余裕っしょ?」
「余裕っていうか...
だいたい解けた...かな?」
「さすが有沙。
学年トップなだけある!」
そう!
有沙は何気学年トップ!
あたしと笑は...
大変な順位。