【完結】先生との恋



「毎日朝から晩までここで寝て雑誌読むんだよ?退屈にもなるよ」



二人を見ながら言う。

まぁ、あさみ達には分かんないだろうけどさ。



1日中、何もせずにベットにいる時間がすごく長い。



「いっつも脱走してるくせに」


「それは退屈だからって」



「あーハイハイ」

「あ、これ可愛い」



「どこ?椿」


二人はもう雑誌に夢中。



そのベット……あたしのなのに。



ベットを占領されてしまってあたしは仕方なくベットの横の丸椅子に座って適当にそこら辺を片付け始める。







「―――岡本さん」



しばらくして、雑誌を発売号順応仕分けをしていると、高橋が現れた。



顔を雑誌から上げて声のした方を見つめれば、

あたしの顔を視界に入れた高橋はホッと安堵の表情を見せる。

「探しましたよ!
また抜け出して……」


またグダグダが始まる……そう思った私は高橋を遮って口を開く。


「戻って来たんだからもう良いじゃない」





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