【完結】先生との恋



はぁー。

楽しいけど、やっぱり一人になりたい。


それになんか、疲れた。



あたしは温かいレモンティーを持って外へ行こうと中庭へ続く出入口へ向かう。



病院、何故か今日はムンムンしてて暑い。



……暖房効きすぎなんじゃないの?

あたしが高橋にイライラしてたからかもしれないけど。






「―――ちょっと待って!」




ドアを押し開けようとした所で、いきなり高橋に腕を掴まれた。



何?


中庭なのに、外に出ること許さないつもり?



「何?」



あたしは高橋を見上げる。


すると高橋はいきなりあたしの頬を触れてきた。


えっ!?



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