メイドが執事に恋をする




さぁて!

もう一度お水汲みかえてこようっと。




洗面器を持ってベットの側からそっと離れる。












――グイッ


「きゃあぁっ!」












後ろを振り向いたところで片腕を引っ張られた。



反対の手に持った洗面器の水がギリギリのところでゆらゆら揺れていた。


あっ、危なかったぁ!




引っ張られた方の腕を見ると桜井さんの手に掴まれていた。





驚いて桜井さんを見ると静かに眠っている。







< 101 / 162 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop