メイドが執事に恋をする
全く起きない高田に溜め息をついた。
どんだけ爆睡なんだよ。
仕方ないとベットから立ち上がった。
そっと抱き上げると
ふわっと簡単に持ち上がった。
意外に軽いな。
そう思った時
真っ赤な顔して怒る高田が目に浮かんで
思わずぶっと吹き出してしまった。
笑える肩を押さえて
抱き上げた体をそっと静かにベットに下ろした。
その時
ベットに差し込んだ朝焼けで照れされた寝顔に息を飲んだ。
ほんのり明かりのさすその寝顔はとても綺麗だった。
そんな姿に
胸がドクンと高鳴った。
高田の頬に触れる。
そのままゆっくり
そっと
キスをした。