メイドが執事に恋をする




それでも

たった2、3日でも


高田の顔が頭から離れない俺は…





やっぱり高田が好きなのかもしれない。







考えてみれば素の自分を他人に見せたのは親と何人かの親しい友人だけ。

しかも友人は全員男だ。


ほぼ初対面の
しかも女のアイツに

いきなりあんな態度になったのは何か感じるものがあったのかもしれない。






別にどうなりたいとかはねぇけど…。



とりあえず頭の中まとまったらすっきりした。





何本目かの煙草を消して中に戻る。



さて。

まずは静江さんの所へ行って今日は高田を休みにしてやろう。

ずっと付き添ってくれてたみたいだしな。


そう考えて静江さんの部屋へ向かった。






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