メイドが執事に恋をする
自分の考えに浮かれながらすぐに隣の応接室に移動した。
「あれ?
意外に小さなお部屋なんだ。」
扉を開けると他の部屋と比べると随分小さな部屋だった。
十分広いんだけど!
他と比べると、ね。
このお屋敷って大きいから入ったことない部屋沢山あるけど、
こんな部屋もあるんだ。
やっぱりあたしにはこっちの広さの方が落ち着くよね!!
なんてキョロキョロ部屋を見回してみる。
「あれ?
……この写真。」
ふと、棚の上に飾られた写真立てが目に付いた。