メイドが執事に恋をする
部屋を出ようとしたときに
ガシッ!
腕をつかまれた。
「ひゃぁ!」
ひいいいいい。
こ、怖いよぉぉ!
腕を離してほしくて恐る恐る振り向いた。
にっこり笑ってあたしを見る。
でもでも、
め、目の奥は一切笑ってないよぉ。
離してーーー!
もう一度逃げようとしたあたしに
「高田さん。
サボっていたのにタダで済むと思ってんの。」
声がしたからもう一度振り向く。
ものすごーく怖い笑顔なんですが。
イヤな予感・・・。