メイドが執事に恋をする



入ってすぐに俺と目があった。


俺が寝てると思ったのかもの凄く動揺している。

「お、おぉ起きてるなら返事くらいしてくださいよ。」


慌てて平常心を装おうとしている姿が笑えた。

そのままベットを通り過ぎてさっきお嬢様が用意した食事へ歩みよった。



「あれ?
お食事してないんですか?」

そう言って首を傾げた。
料理の置かれたテーブルを見つめてじーっと考え込んでいる。



「お腹すいてないんですか??」

振り向いてじっと俺の様子を窺っている。


「いや、」


「良ければもう一度温かいお食事お願いしてきましょうか?

食べないとお薬飲めませんよ!」


ふんっ。
と鼻をならして俺を覗き込ん出来た。







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