俺達のテニス
那奈輝杯後



隣の彩矢に聞かれた…



「昨日凄かったょ…直志のプレー」



俺のプレーの何が凄いんだ?


俺ゎそぅ思って彩矢に聞いた。



「何が凄いんだょ?」



俺が聞くと彩矢が真剣になって話し始めた。



「だって凄いぢぁん!コートの端から端までボール追いかけて…」

「お前ゎ馬鹿か?…俺ゎ後衛だぞ?」

「そんなの知ってるょ…」

「ぢぁーなんで?」



俺ゎまた聞いた。



「だって無理って思うボールでも走ってる。…だって直志がコートの端から打ったボールを相手が逆サイドの端に打った時だって…頑張って走って打っても相手がまた逆サイドに打ち込む…それを直志ゎ取ろうとした。でも…取れなかった。そしたら直志ゎすっごく悔やんでラケットをコートに叩きつけたょね?」

「あぁ~…」



こいつゎ何が言いたいんだ?



「でも…和志が点をとったら直志ゎ自分の事のように喜んだ。」

「………。」

「どぅして直志ゎ自分の事ぢぁなくても自分の事のように人1倍.喜んだり.悲しんだり出来るの?」

「俺ゎ………。」



今ゎまだわかんないケド…

わかったらお前にちゃんと言うから。



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