愛してるダーリン

健『…絵里か？』

拓『！！』

慶『…そうやったん？』

健『やっぱりやな～』

慶『健人！なんで、分かったん？！』

健『やって、こいつが溜息多なったのんって、みんなが、俺と真莉の誕生日会、やってくれた日のあとくらいからやん！』

慶『言われてみれば…』

拓『流石、たけちゃんやな～。あの日に、たけちゃんと真莉の話とったりしたやん。そないしたら昔の気持ち、思い出したみたいやった』

健『おまえホンマに昔の気持ちか？
昔やのうてあの頃から、今でも現在進行形なんやないんか？』

拓『…たけちゃん』

健『俺、高校の時、おまえが…
大『．．．たけちゃんは、真莉のこと、好きなんやろ？なんで、言わへんの？！
真莉どうみたって、好きやんか』
健『…嫌やねん。
今の関係が壊れんのも嫌やけど、今、忙しくなってきてる、あいつの負担になりたないねん。
もしあいつが、俺を好きで居ってくれたとしても、言えへんねん！』

拓『それは、違うんやない？相手の負担とか、自分の負担とかやなくて、たけちゃんに自信がないだけやん！！
また、要らん事考えてるんやないいん？！
芸能人どうしやからとか、幼馴染やからとか…』

健『おまえに何が分かんねん！！』

拓『分からへんよ！
でも、ふたりが好き同士なんは、誰がみたって、分かるやんか。
真莉が、誰かのとこ行っちゃってもええの？！』
健『いやや！！』

拓『せやったら、たけちゃんと、自分の気持ち伝えな～ね』

健『…』

言うてくれたから、自分に自信もって、あいつを一人の男として、守ろうって、守っていこう思ってんやで！』

慶『…そんな事あったんや～』