愛してるダーリン
健『!!ど、どないしてん』

真『…ん~ん…おかえり』

健『ただいま。…こんなとこで、どないしたんや?
電話くれたら良かったんに。こんなとこで、寝たら、風邪引くやろ~』

真『やって…会いたかったんやもん。せやけど…』

健『せやけど?』

真『せやけど、翔ちゃんが…
「今日は、健人、拓斗にかしてやれっ」って、言うてん。
せやから、なんか、あったんかな~思おて、帰ってくるの待っとった』

健『そうやったんか~…。遅なって、ごめんな~。
せやけど、こんなとこで、寝てたら、ホンマ、アカンで! 』

真『やって~…たけちゃん、帰ってくるん、遅いんやもん。…ホンマたっくんになんか、あったん?』

健『あ~、ホンマごめんって!
まぁ~…拓斗の事やねんけどなって、おまえ、明日は、仕事?』

真『明日は、夜、ラジオだけやで!どないしたん?』

健『せやったら、俺も、夕方からやから、大丈夫やんな! 』

真『?』

健『おまえ、眠い?』

真『ううん!たけちゃんの顔見たら、覚めた』

健『おっ、おまえ///』

真『??』

健『あんな、今から、話してもええか?』

真『おん、なに?』

健『あんな…』

俺は、さっき、店で、話したこと、高校の時あったこと全部を真莉に話した。
そして拓斗の気持ちを真莉は、俺の話を「おん、おん」言うて、聞いっとた。
そんで、最後に真莉は、笑顔で
「知っとたよ、たっくんの気持ち」
って、言うねん!
鈍感で、天然なんやけど…。
まぁ~そういうとこも含めて、全て、好きやねんけどな。
って、俺の事やなくて。
敏感に周りの状況を感じとるんところは翔太くんにそっくりやねん。
まぁ~、俺もそうやねんけどな。
そして
真莉が「絵里のことは、うちに任せて」
って、言うから、任せる事にしてん!
明日、拓斗にこの事を伝えなな~。
それから、しばらくして、俺らは、そのまま、俺の部屋のベッドで眠った。
いつものように俺は、真莉を抱きしめて…。
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