愛してるダーリン
部屋には、たけちゃんとうちのふたりになった。
うちと、たけちゃんは、仲良くソファに並んで、腰を下ろした。

うちは、今日、絵里と、話した話の内容をたけちゃんに伝えた。
たけちゃんは、絵里が、たっくんの事を高校の頃から、好きやった事を話した時、むっちゃくっちゃ、驚ろいとった!
軽く、ソファが揺れてん!
たけちゃんは、男の子の仲間の事は、物凄い敏感に分かんのんに、女の子の事は、分からんのやな~って思ってん。
せやか、聞いてん。

真『たけちゃん、男の子の仲間の事は、敏感に察知するのんに、女の子の事は、ホンマに鈍いねんな!』

そないしたら、

健『なっ、なんやねん!女なんか、分かるかいな。
分かったら、なんも苦労なんて、せんかったわっ!』

真『苦労せんかったってうちの事?』

たけちゃんに質問してん。
そないしたら、真っ赤な顔で、黙ってもうた。
うちも困って、黙ってしもうたら…。

ギュッ
優しく抱きしめてくれてん。
うちの耳元で、優しい声で

健『他に誰が、おんねん。俺には、おまえしか、真莉しか、居らんやろ…あほ///』

うちは、嬉しくて、たけちゃんに腕を回して抱きしめ返した。
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