愛してるダーリン
~Mari side~
海からの帰り道。
健人からもらった、指輪を眺めてたら…
PullPullPull…
ピッ

真『はい、もしもし?ん?
…お~い?!聞いてる?!』

健『どうした?誰からや?』

真『翔ちゃんから…自分からかけてきて、無言はやめてよ!
……たっくん居るの?!
…今?!海行ってきた帰りだよ。
……そうだよ。
で、どなしたの?…うん!なんで?
……まだ、晩ご飯食べないよ!
お家で作って、食べようと思ってたから。
…翔ちゃんたちも食べてないの?!
……そうなんだ~、じゃあ翔ちゃんたちの分も作くるよ!
10時ぐらいには、帰れる思うから、待っててよ。
…うん、分かった!……うん!』

健『なんだって?拓斗まだ居たんだ』

真『ん?なんか、向こうも夕ご飯、食べてないんだって!
だから、一緒に作るって言っといた。たっくん、まだ、居たみたいだね!
なんか、今日は曲作るとか、言ってたし!
だから、居たんじゃない?!
だから、材料足りないかもだから、スーパー寄ってもらえる?』

健『おう、いいよ!
…本当に翔太くんは、自炊出来ないな。
昼飯とかは、どうしたんだろ?!』

真『前に作って、冷凍してあるカレーでも食べたんじゃない?!
どうせ、昨日、あんだけ飲んでるんだから、午前中には、起きられないでしょ?!』

健『だろ~な…たぶん、二日酔いだな』

真『そうだね』

うちらは、スーパーに寄って、買い物して、マンションに向かった…。
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