愛してるダーリン
健『フフ…どう?』

真『めっちゃ、綺麗…すごい…』

健『…おまえ、昨年言ってただろっ?!
「昔みたいに神戸の夜景をゆっくり、見たいな~」って!』

真『えっ!…覚えててくれたの?』

健『…当たり前だろ///
…俺を誰だと思ってんの///』

真『///…ありがとう』

健『おう…///』

ギュッ
後から抱きしめ、上着で包んだ。

真『///えっ!/// たけちゃん?!///』

健『こうすれば、寒くないだろ?…
ゆっくり、大好きな、神戸の夜景見とけよ』

真『うん』

それから、しばらく、たけちゃんに抱きしめながら大好きな、神戸の夜景を眺めていた。

健『…楽しめた?』

真『うん…本当に、ありがとね』

健『おう///そしたら、次行きますかっ?!』

真『うん?…どこいくの?また秘密?』

健『今度は、ディナータイム!
めっちゃ、いい所。頑張って奮発した!!』

真『…本当に?なんかすごいな~…
ふたりの誕生日なのに…』

健『フフ、なに気にしてんだよ!
今年は、俺がお前にしてやりたいだけ!
他の年とか、お前がやってくれたこともあったじゃん!』

真『うん…だけど、なんかうちばっかりで…』

け『へこんじゃって!じゃあ、次行くぞ!』

たけちゃんが、優しくでも力強くギュッと、手を握ってくれた。
車に戻り、たけちゃんはまた車を走らせた。
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