愛してるダーリン
翔『なんやその、スエーデンリレーって?!』

慶『スエーデンリレーは、普通のリレーみたいんなんやけど、走ってく順に走る距離が伸びていくねん!』

絵『早い話、第一走者50m、第二走者が100mって具合に50mづつ増えてくねん!』

翔『ふ~ん…』

省『丸だけなん?参加すんのは?!』

真『ううん!この男子4人とも走んねんで!1年生が2人、2年生が2人、3年生が6人で、たっくんが7番目で350m!
次が、たけちゃんで400m、次が、慶ちゃんで450m!
そして、アンカーがまるちゃんで500mやで!』

省『なんや、おまえら、えらい頑張るんやな~』

慶『おれら、1.2年時は、仕事で、出てへんかったやん。せやから、今年が最初で最後の体育祭やからね』

丸『気合い入れちゃったんですよ!!』

絵『なんやかんや、言うても、学校行事とやらは、3年間で、1年の時の1日旅行と、この体育祭だやからね…』

真『そやね~。もっと、出たかった気する…』

健『そやな~…結局、修学旅行は、行けへんかったんやもんな~…』

拓『修学旅行って、どこやったっけ?』

真『7月にオーストラリアだったと思ったで?!』
省『なんや!海外かいな!!』

慶『一応うちの学校、私立やからね』

翔『せやけど、まぁ~、午後も楽しんで来いな』

省『せやで、最初で最後なんやろ?暗なってへんと、頑張り~や~』

真『せやね。では、行きますか!』

『『おん』』

なんや、しんみりしてもうたんやけど、まだ、まだ、午後の部は、これから!
しかも、メインが待ってんねんもんね!
頑張らな~!!
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