愛してるダーリン
そして、お昼も終わり、翔太くんと省吾くんは…
「頑張れよ~」って、言うて、キレイさっぱりなくなったお弁当箱を下げて、帰ってた。
午後の部も始まり、いよいよ、オーラスのスエーデンリレー!
すでに出場選手なんかは、みんな、集まって来た!
なんや、わくわくするような、ドキドキするような、コンサートやなんかで、感じるのんとは、なんや違う感じやねん!なんやろ~な?
そない言うても、僕は、オーラス中のオーラスやから、さらに変な感じやねん。

真『まるちゃん?大丈夫?!』

丸『えっ?!』

絵『なんや、変な汗かいてるやん!』

同級生A『なぁなぁ~、ここは、普通科にも進学科にも、負けへんように、円陣組まへんか~?!』

同級生B『なんや、いつも、あいつらは~的に、思われてんの見返してやろ~や!』

健『せやな~、見返したるか?!』

慶『せやな!見返したろ~や!!』

下級生A『そうですね』

下級生B『やったりましょ~!!』

健『マル!いったれ!!』

慶『せやで!マル!やったれや~!!』

同級生A・B『丸山くん!!』

拓『マル~!かましたれ~!!』

丸『…よしっ!みんな、円陣組んで~!』

ワサワサ...

丸『では~!おれら3年は~ホンマに最後の体育祭や~!』

『『お~!!』』

丸『おまえらなんか~思うっとった奴らを~!』

『『お~!』』

丸『一発かましたろ~やないか~!!』

『『おっしゃ~!!』』

なんや、物凄い団結で、俺自身もテンション上がりまっくってきよったぞ~!!
ホンマにホンマの最後や~!!
おれら芸能科みんなが、テンション最高潮の中、スエーデンリレーが始まった!
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