好きって言って?
「それと...もう1つお願いしていぃ?」

「な、何?」

「啓太君と登下校しないでくれる?」

え...
啓太と登下校しない...?


「ご、ごめん!
今の忘れて!」

「分かった。」

「え...?」

「もぅ、啓太とは登下校しない。」

「ありがとう~!
美由紀!大好き!」


あたしはその時啓太と登下校しないことがどれだけあたしを変えるのか、想像もしてみなかった。
< 10 / 42 >

この作品をシェア

pagetop