ダチュラな私。
もしかして……私、変なのかな?
そう思って自分の姿をもう一度チェックするけれど、変なところは見当たらない。
覚悟を決めて、聖羅にどこが変なのか聞こうとしたその瞬間。
「……可愛い過ぎるわ」
と、聖羅が驚いた表情のまま呟き。
えっ?
そう思ったときにはもう遅かった。
「やばい花!超可愛い!というか、スタイル良すぎでしょ!?
いや、スタイルが良いのは知ってたけどここまでいいとは思ってなかったわ」
聖羅は人目も憚らず、全力で私を褒めちぎってくれた。
嬉しいけれどじろじろと私達を見てくる視線が恥ずかしくて、私は俯いて顔を隠す。
だけど聖羅はそんなことはお構いなしに、私の姿に満足げに頷いていた。
「やっぱりビキニにして正解だったね。この色も花によく似合ってるし」