【実話】アタシの値段~a period~



「なに?やめんの~?自由人。」


含み笑いの浩介に、ありのままを話した。




話さなくてもよかったのに。




本当は、誰かに聞いて欲しかったんだ。



恋をしたことも

だから、変わりたいんだって

思えたことも。





浩介に話しながら


顔がポカポカと熱を持つ。




曖昧だったこの気持ちが



確信に変わっていくのを感じた。




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