【実話】アタシの値段~a period~
『今月に入って3回目だよ!?』
隆志との時間を
また邪魔されて
アタシはその日、とても機嫌が悪かった。
「マジでわりぃ。」
部屋のドアの前で座り込んでいた浩介に
『別にいいけど、アンタはいつもタイミングが悪いの!!』
と、怒るアタシの後ろについて
申し訳なさそうな浩介が部屋に上がる。
「いや、まじで。今日も男んとこに行ってるなんて思わなかなったんだって。」