【実話】アタシの値段~a period~



悲しかった。


悔しかった。




『…ここはアタシの部屋だよ。』




「お前とこの男の。だろ?」




…………。



アタシはきっと


何を言っても信じてもらえない……


そう思った。



隆志の目は


相変わらず綺麗なままに


温度だけをなくして


アタシへの
失望だけを映していた。




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